2024年12 月22日(日)
スポーツオーソリティ杯争奪 第37回相東カップ6年生の部が開催されました。
「スポーツオーソリティ座間店」様にご協賛いただいており、持ち回り優勝カップ、優秀選手賞副賞などご協力いただいております。
スポーツオーソリティ様、いつもありがとうございます。
天候にも恵まれ、グラウンドコンディションも良好、まさに試合日和となりました。
思い返せば現在の6年生選手が入団した2019年、当時の6年生の試合を見た時のことを鮮明に覚えております。
私自身がこの世界に携わらさせて頂くこととなり、初めてだったこともありますが、選手のたくましさや試合への情熱、真剣に取り組む姿勢には心動かされたのを記憶しております。
当時は選手達が6年生になった時の事を想像出来ませんでしたが、今まさに現実となり試合に挑もうとしています。
チームは本大会も1つの目標とし、トレーニングを重ねながらも招待杯や大会をこなし調整してきました。準備は万全です。
1試合目はしらゆりさんです。
いつもは立ち上がりの1戦目が苦手なのですが、集中力と緊張感を最大値に高め試合を運びます。チームのストロングポイントである高い位置での前プレ、サイド攻撃、中へのカットインと良いリズムでアタック出来てますが中々得点には結びつきません。前半は0-0で折り返します。
後半も前半に続きボール支配率高くアタックが続きますが、そんな中相手選手の放ったロングシュートがキーパーの頭上を越え失点してしまいます。1チャンスをモノにされました。
チャンスが多く中々得点が出来ない時の失点は、通常時の失点よりダメージが大きく、選手には焦りの色が見え始めます。残念ながらプレーの精度が少しづつ下がってきてしまいましたのでベンチから落ち着くよう声がけをし、修正をサポートしました。
後半14分、ゴール前にて直接フリーキックのチャンスを得ました。残り時間無しのほぼノータイムです。キーパーも上がり最後の攻撃に備えます。ベンチからもキッカーにアドバイスを届けました。
皆が息を呑み見守ります。
惜しくもシュートはキーパー正面。取り返すことが出来ずタイムアップとなり、0-1で敗戦となりました。
試合後のミーティングにて話をした内容です。選手は精一杯やった中での結果だと思います。1位パート通過の可能性がなくったわけではないので、まずは1位通過する為に最善を尽くそう。選手とコーチ間にて、再度目標に向け意思統一を図りました。
2試合目は石川さんです。
1位パート通過の為には2点差以上をつけて勝つことが条件となります。
試合が始まりました。
選手は1試合目以上の緊張感と集中力を持ってプレーしてるのがはっきりとわかります。そんな中、待望の欲しかった先制点がトップ選手のシュートにより生まれます。あと1点、次の1点が欲しい。
後半も攻めつづけチャンスを作り続けます。しかしある1プレーからボールの保持者が相手選手に入れ替わり、カウンターから失点してしまいます。
1プレーが試合の流れを変える恐ろしさを改めて感じました。
しかし選手は諦めずに戦い、ベンチも応援席も諦めずに声をかけ続けました。
結果は1-1のドローで終わりました。
試合後、悔し涙を流す選手もいました。
一生懸命プレーした証拠だと思います。勝たせてあげれなくてごめんね。
でもまだ大会は終わってない。次の試合は6年生最後の相東カップ。勝ちを目指そう。全力を出し切ろう。再度意志統一をして最後の試合に臨みます。
最後の相手はSOYOさんです。
2試合目終了から間が空いてないこともあり、体が重さを感じる選手もいました。その中で相手のスピードある選手が裏への抜け出しからシュートを決められてしまいます。しかし1試合目の反省を活かし、焦ることなく戦いを続けました。その結果、素早い攻守の切り替えからシュートを放ったこぼれ球を押し込み、同点に追いつきます。よし!これからっと思った得点から僅か1分後でした。ドリブルで攻め込まれると、シュートのこぼれ球を押し込まれてすぐに失点してしまいます。サッカーの厳しさを感じさせられました。1-2のまま前半を折り返します。
後半開始から攻勢を強め、後半3分にサイド突破から同点ゴールを奪います。この勢いのまま逆転ゴールを目指し、攻め込む展開が続きます。しかし、1,2試合目で使ったエネルギーは多く徐々に疲れが出てきたところで、カウンターから失点してしまいます。最後まで諦めず攻めの姿勢を貫いたのですが、得点が遠く2-3で敗戦となりました。
3試合通じて結果は6位でした。選手はとても頑張りました。ですがあれだけ頑張っても勝てないというサッカーの厳しさとコーチの力不足を痛感させられました。1月に始まる県選手権に向けて、この悔しさを忘れずにトレーニングしていこう。コーチはコーチで次の試合で勝ちに導けるように頑張ります。
ご参加頂きましたチームの皆様、また本大会に向け準備や当日の運営、サポートしてくださいました保護者とコーチの皆様、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
今後とも相東サッカー少年団との交流の程よろしくお願い申し上げます。